現場レポート
なかなか実際に見ることのできない施工現場をレポート致します!
H様邸:断熱材の施工
2019-07-12
カテゴリ:建築現場より
先週、断熱材の施工が完了しました。
インスタグラムでレポートした内容のおさらいを
まず、屋根断熱の断熱材(アクアフォーム)吹き付け前の様子。
野地板(※)と断熱材の間に通気層を設けるためスペーサーを挿入。
この上から断熱材を吹き付けていきます。
野地板(※)と断熱材の間に通気層を設けるためスペーサーを挿入。
この上から断熱材を吹き付けていきます。
野地板(のじいた):屋根の仕上げ材である瓦やスレート等の真下にある下地部分
次に、断熱材(アクアフォーム)の施工後の様子です。
規定の厚みが施工されているか?のチェックにブルーのピンが刺されます。
ピンの頭には170mmなど数字が書かれており、これが奥まで差し込めたら表示の厚さはありますよ、と分かりやすくなっています。
ちなみに国が8つの断熱地域区分を定めており、建てるエリアにより厚みを変える必要があります。
規定の厚みが施工されているか?のチェックにブルーのピンが刺されます。
ピンの頭には170mmなど数字が書かれており、これが奥まで差し込めたら表示の厚さはありますよ、と分かりやすくなっています。
ちなみに国が8つの断熱地域区分を定めており、建てるエリアにより厚みを変える必要があります。
北海道の一部が1地域、沖縄全域は8地域となっており、今回の現場は橿原市なので5地域(旧Ⅳ地域)ですが、奈良県内でも生駒市などのエリアは4地域(旧Ⅲ地域)です。
ところで、「テクノストラクチャーは梁が鉄骨なので熱橋(ねっきょう)になるのでは?」というご質問をよく受けます。
まず、熱橋とはヒートブリッジなどとも言われる外壁と内壁の間にある柱・梁などが熱を伝える現象です。
そこで、弊社施工の充填断熱工法の場合、外部に面する梁の外側にはロックセラムフェルト50㎜を、同じく外部に面する梁の内側にはアクアフォームを50㎜以上で吹き付け断熱を施工致します。
熱橋が少なければ少ないほど、断熱効果は高まります。
ご希望の方には別の現場で見学していただけます。詳しくはお問合せください